園芸始める前に!初心者必読!!!重要!!!
こんにちわ!そろそろ暖かくなってきたので何か植物でも植えようかなと考え中のBabyMonkeyです!!
さて、今回は園芸を始めるにあたって意外と知られていない重要な事について情報発信していきたいと思います。
この記事にたどり着けた初心者の方はすごくラッキーだと思ってください!!
また、ベテランさんも「そんなもん初めからしってるわ!」という厳しい目ではなく優しい目でお読みいただければ幸いです。
さっそく説明していきたいと思います。
まず、植物を育てる場合
・光
・水
・土
が必ず必要ですよね?
一つ目の「光」については、「太陽」
よく、今年は去年に比べてきゅうり取れなかったな。とか感じた時は、去年と現在の天候を比較してみると納得できると思います。※光合成ですね
次に、二つ目「水」これは、「雨」や「水やり」
田んぼや大きな畑ですと、人工的な水やりで賄えるか微妙で、やはり天候に左右されます。
家庭などで行う家庭菜園等では、如雨露(じょうろ)などを使用し水管理が行えます。
最後に「土」これは田んぼや畑を使用するなら「地」
プランタなどを使用する場合、「土」を購入して使用します。
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ここまでで、植物を育てるために最低限必要な物。
また、「光」「水」に関しては、ある程度天候に左右されるという事も理解いただけたとおもいます。
さて、本題ですが、上記の中でも今回は天候に左右されない「土」について、その重要性を話していきたいと思います。
まず、始めに「光・水・土」が最高のコンディションなら問題ありませんよね?
ですが、そんな年はかなり稀です。
そのため、せめて「土」だけでも最高の状態にしておいて、「光・水」が多少不安定でも「土」でフォローしてあげられるようにするのがベストです。
※これからお話することは、田んぼ・水管理の難しい畑などにも有効です。
まずはじめにいい土とは、、、、
いい土には大まかに三つの特徴があります。
それは
・保水性
・排水性
・通気性
になります。
まず、保水性とは、土が水を蓄えられる力になります。
この力があるとしばらく雨が降らなくても植物は土に蓄えられた水分を吸収し枯れず水分不足にはなりません。
次に排水性。ここで「?????、さっき保水性って言ってたじゃん。矛盾してない?」と思われた方多いと思いますが、保水しきれなかった余分な水分を排水する力となります。
「え?植物って水沢山あげたほうがいいんじゃないの?」
はい、たくさんあげてください「土」に!!!
土の排水する力が弱いと、余分な水分が植物の根っこに悪影響を与える可能性があります。
※根が強い植物に対して、いつでも水分に困らない環境にしてしまうと植物自体も「いつでも水あるし根っこ伸ばさなくてもいいや」となってしまいます。根っこを成長させてあげないと、大きくなった時に支えきれなくなり折れたりしてしまいます。
また、逆に根っこが弱い植物ですと、根っこが腐り再起不能な状態になってしまう可能性もあります。
最後に通気性
これは、土同士の間に程よい間隔があるかという事。空気の通り道です。
※根が成長しやすい程よい間隔があることで、延び延びと成長できる環境になります。
反対に土同士に間隔がないと、根が成長できません。また、間隔がないと先にも言いましたが排水性がわるくなり根に悪影響を与えてしまう可能性があります。
※植物は根がどれだけ発達しているかによって果実の多さも葉っぱの多さも決まってくるといっても過言ではありません。それは、どれだけ多くの養分を吸収できるかに直結してくるからです。
では、よい土の三要素がそろった土というはどんな土なのか、、、、
よく農家の方たちがいっているのを聞くとおもいますが
「あんたの所はフカフカでいい土だね~」
聞いたことありませんか?
はい、いい土とはフカフカな土です。
じゃあフカフカした土にしていくには、どうしたらよいのか、、、、
ここで、よく勘違いされるのは、土に「有機物」を混ぜてあげればフカフカな土になると勘違いしている方が大勢いるという事。
フカフカな土を作り出すもの
では、先にもお話しましたが、フカフカな土を作るにはどうしたら良いのか、そもそも、有機物ではフカフカにならないのか。
ですが、違います。
どういうことかといいますと、実は有機物はいい土を作り出す職人さん達に必要不可欠な物質なんです。
その職人さんとは!?
はい、微生物です。
微生物達が、土の中に含まれる有機物を食べて排泄します。その排泄されたものが、植物を育てるのに適した土となります。
難しい言葉をつかいますが、排泄されたものが団粒構造になっていて、保水性、排水性、通気性を兼ね備えたものとなっています。
有機物を土に混ぜるのは、微生物たちにとって過ごしやすい環境にしてあげるための準備です。
お話してきたとおり微生物達の力を借りなくては、
いい土が出来ない=植物が育ちにく
になりかねません。
ですので、ミミズさん達が出てきたら
「きゃー、気持ち悪いー!」というのではなく、「よろしく頼むぜ!」と一言かけて土の中に戻してあげましょう!
このように、いい土を作り出すためには、微生物達の協力が必要不可欠ですので、土は使い捨てなどと蔑ろに扱うのではなく、大切に大切に植物と同じように育ててあげて下さい。
以上、ご静聴サンキュー!